花街ノスタルジア

新宿の遊里跡にて四半世紀場末の呑み屋を開いていたこともあり、全国津々浦々の花街、遊里跡巡りに填っています。負のイメージからか文化財として残されることもなく、取り壊されて、消えゆく遊里の建物に惹かれます。

福島県・飯坂温泉

福島県の遊里跡、飯坂温泉に行って来ました。
戦前の「全国遊廓案内」によると、飯坂若葉新地に在って、貸座敷七軒、娼妓は約五十人、
芸妓は此に劣らぬほどいるとあるから、如何にも温泉場らしい雰囲気に溢れて居る処だった。
また、「夜の女性街・全国案内版」では置屋四七軒に芸妓一七三名と増え、
一時は若松の東山温泉と共に歓楽温泉街だったのであろう。
地図で若葉町を検索すると福島交通飯坂温泉駅から程近くにある。
駅前のランドマーク的存在だった若喜旅館は夜の女性街・全国案内版にも登場する有名旅館だったみたいだが、
1994年(平成6年)に本館火災で5人の死者を出し、07年まで廃墟となった若喜旅館の本館が残されていたようだ。
ネット検索でも廃墟画像は数件しかヒットしなかった。

↓飯坂温泉に前回訪れたのは07年、余り下調べもせずに訪れた飯坂温泉で若喜旅館別館も撮りそびれたが、
更地となった本館跡地にはクレーン車がはいっていました。
現在は綺麗に整備され駅から一番近い共同浴場「波来湯」になっています。

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↓駅前から若葉町方面に行く通り。右手に波来湯。
左の建物は若喜旅館別館の別館だったかな?毎度の事ながら情報不足でスイマセン。
実際別館もまだ残っていたようですが、撮っていなかった。
火事のことも帰宅して初めて知りました。これまた失礼。

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↓若葉町界隈を歩いてみると、昔この通りは相当賑わっていたのかな?と思わせる路地がありました。
まあ、夜のイメージが強かった飯坂温泉ですが、現在は殆ど歓楽色はありません。
何となく気になったこの通り、スナック「バンビ」が出迎えてくれました。

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↓正面のファサード、この手のカーブを描く感じが好みです。

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↓横から眺めて見ました。

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↓脇道からの眺め。

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↓現在は営業していない様子でしたが、洒落たディスプレーしてます。
窓枠もお気に入り。

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↑↓賑わった時代の絵葉書何ぞもさり気なく飾ってある。

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↓この路地を進むと旧堀切邸に辿り着きます。
途中で見つけた更地のお宅、此所も以前は旅館だったのかなぁ。見越しの松が。

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↓バンビ、カーブのファサードの通りが一番多く呑み屋点在する。

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↑↓昭和の面影残す大型ホテルや小さな宿、有形登録文化財の宿もあり、
リーズナブルな料金で宿泊出来るようです。
なかむらや旅館、ほりえや旅館。

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飯坂温泉で大型観光ホテルといえば聚楽。
聚楽あるところ歓楽温泉街のイメージが強いのはCMの影響かな「じゅらくよ〜ん」。

↓ホテル聚楽前の通りにもスナック等が点在していました。

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↓鑑札は「バー」でした。

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過去のデジカメ情報を見ると、2007年時は郡山の大門探索後飯坂温泉に行っています。
時期、時間の経過からすると18きっぷ旅だったのかな。

今回は宿泊、ネット情報でほりえや旅館も候補だったのですが、
バイキングスタイル伊東園叶やのアルコールもフリーにまけてしまいました。

料理がどうの・・とかクチコミもありますが、昭和の面影残す大型観光ホテル探索も中々愉しめる。
毎回1人利用ですが、舞台もある大宴会場での食事は独りでも余り違和感なくなるのです。

帰宅してまたもや発見、叶やの在る飯坂温泉湯野エリアにも置屋四軒ありと記載されていた。
また数年後行きましょ。

2013年12月5日












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山形県・天童

山形県の遊里跡、天童を探索してきました。
将棋駒の産地で有名な温泉場。
自然景勝地でない市内温泉地としては山形の赤湯に似ている印象がある。
「よるの女性街・全国案内版」(渡辺寛著・昭和三十年)によると、芸者と酌婦の二本立てで、芸者は六名。花代一時間三五〇円で泊まりせず、酌婦は二七名、花代二〇〇円、泊まり一三五〇円ほど。とある。

↓歓楽街は大型観光ホテルが建ち並ぶ北側、
県道と倉津川に挟まれた一画にぎおん小路という呑み屋街があります。

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↑↓建物はビル化呑み屋街になっているので、余り街探索の面白みに欠けますが、
県道側の入口に一寸だけ取り残された一画が残っていました。

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↓倉津川側からの眺め。

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2013年12月6日

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