花街ノスタルジア

新宿の遊里跡にて四半世紀場末の呑み屋を開いていたこともあり、全国津々浦々の花街、遊里跡巡りに填っています。負のイメージからか文化財として残されることもなく、取り壊されて、消えゆく遊里の建物に惹かれます。

滋賀県・水口

滋賀県の遊廓跡、水口を探索してきました。
「全国遊廓案内」でも水口によると詳しい事は記載されていないが、「よるの女性街・全国案内版」貴生川には国宝的な草葺きの女郎屋が六軒ともある。貴生川と水口は多少離れているので、此の水口とはちょっと違うような気がします。
今回訪れることになったきっかけは、あるブログサイトに「志乃々め旅館」の外観画像が在り、
更に検索すると現在も営業して、電話をかけたところ一名宿泊が出来る。との事だった。
↓玄関先など手直しはされているものの、建物自体は百年近く経っているという。
2012_0303_161109AA.jpg

↓横から見た風景
2012_0303_161243AA.jpg

↓玄関を開けると一番最初に目に付くのは立派な階段だった。あまりにも綺麗に手入れされているので、新しく造り直した物だと思っていたが、当時そのままに使用しているそうだ。

2012_0304_064547AA.jpg

↓上から見た風景

2012_0304_065403AA.jpg

↓お二階に上がると反対側に小さなもう一つの階段が在ります。

2012_0303_164652AA.jpg

↓今回ワタシが案内された部屋は新築された部屋であったが(画像正面の部屋)、貸切でしたので他のお部屋も見ることが出来ました。見ることが出来たと言うより、二階部分は全て貸切という贅沢さです。

2012_0303_164451AA.jpg

↓反対側からの眺め。此方「志乃々め旅館」さんの間取りは余り細々している部屋がないですね。
女将さん曰く昔は見番もあり、当時の芸妓さんも九十近くで、施設に入っているそうですがまだ健在だそうです。

2012_0303_163819AA.jpg

↓玄関上の手摺り、当時は此所から娼妓サンが手招きをしていたのでしょうかね。

2012_0303_164120AA.jpg

2012_0303_164805AA.jpg

↓お二階から見たお庭の風景

2012_0303_163957AA.jpg

水口遊廓の区画は地図サイトで見てもさほど大きくないようでした。
↓当時見番だったという建物

2012_0303_155142AA.jpg

↓お稲荷さん

2012_0303_155010AA.jpg

夕刻、宿にも風呂はあるが近くで見つけた銭湯に行ってみることにした。
↓宿から徒歩5分程の清水湯。女将さん曰く此方の銭湯も80年位経っているとか。

2012_0303_172025AA.jpg

↓銭湯に行って来ると女将さんに伝えたところ、風呂敷包みに桶、石けん、タオルと銭湯セットを用意して頂きました。至れり尽くせりです。昔は芸妓、娼妓さんもお湯浴びに通った道なのでしょうかね。

P1001831.jpg

↓内部は至ってシンプル。常連の方しか来ないのでしょう。皆さん代金は釣り銭の無いように番台に置いていくようです。番台の昔のお嬢さんもうたた寝モードで金額聞いても150円しか言わないの。シャンプーリンスは150円と書いてあるのだが・・・。

2012_0303_172810AA.jpg

2012_0303_175052AA.jpg

↓銭湯入浴料金表で確かめ400円(滋賀県)を払う。
男湯は貸切でした。脱衣場はご覧の通りかなり年季がはいっていますが、
浴槽内は小綺麗にリニューアルされていたのがちょっと残念でした。

2012_0303_172724AA.jpg

2012年3月3日


関連記事
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する